時間をつなぐ1本の樹(ふたり)
2013.10.13
私はウエディングプランナーとしてこの瞬間が好きです。 それは「ふたりとウエディングプランナーとの初顔合わせ」。プロらしくないと言われるかもしれませんが、私もふたりも『ドキドキ』といった感じ。初めて新婦有希さんとお会いした時の印象は、愛らしい笑顔でふんわりとしてなんとなく砂糖菓子のような女の子らしい雰囲気。新郎智也さんもまた、男らしい一面もありながら、有希さんの明るく楽しい性格にやさしく寄り添われている方。そんな印象です。そしてその雰囲気の中に、私もその雰囲気を壊さないよ...
笑いの数だけ湧き出るしあわせ!!
2013.10.13
まさしくおふたりの結婚式は「宴」というにふさわしい披露宴でした。「わっはっは」と笑!笑!!笑!!!がたくさん溢れた披露宴でした。何故なら・・・と言いますのも、実はあの3.11震災前に結婚式場、私たちのところにいらして挙式をお申し込み・・・、そして迎えた披露宴だったのです。 月日を経て・・・。最初お会いした時はどこか緊張した面持ちの忠悦さんでしたが…。結婚式に向かう「時間」って楽しいんですよ。私はおふたりのプランナーとして、ふたりに寄り添い共に歩みました。気付く...
Happy Halloween Wedding!
2013.10.13
雄也さん、由佳さんにとっての共通の想い…それは来てくれた方が「いい一日だった」と思ってくれるように・・・でした。ふたりにとって一貫した結婚式のテーマだったように思います。もちろん招待するゲストは職場の方、友人をはじめ大切な人ばかりです。遠方のゲストの方も多くいらっしゃるということもあり、「結婚式」という限られた時間の中でどれだけ、一人一人との交流の時間を生み出せるかプランニングのポイントはそこでした。ふたりにとって、「過去・現在・未来へツナガル」大切な人たちへの...
大黒柱が支えた家族の在り方
2013.9.29
『大切な家族があること…』 私は、この新郎新婦に出会い改めて気づかされました。結婚式はおふたりにとって人生の中の特別な一日ですがその一日は決して一度きりの通過点ではなく、これからふたりの人生と共に歩み、未来を支えるであろう経験となり、10年後、20年後、50年後…いつでもその喜びを振り返り確かめ合うことができます。まさに「結婚式は生きている」そんな結婚式だなぁと律泰さんと茉純さんの披露宴を見て感じました・・・。これから先もずっとこの結婚式はふ...
誠実に生きていく、ふたりのあたたかなおもてなし
2013.9.15
「高く澄み渡った秋の空は、遠くの山々も近く鮮かに見えてくる・・・。」親御様が我が子の結婚を想う心情もまた万感、何とも言えない「秋の風景」ににているのかなぁ・・・となんとなくプランナーの私にそんなことを思わせる素敵な秋の訪れを感じさせる9月でした。場所は「エアル」というふたりが選んだ結婚披露宴の会場前エントランスの大きなガラスの窓越しから、山形の蔵王連峰の美しい季節の移り変わりと、晴れの日にふさわしい父と娘の笑顔が、笑い声が私の目に・耳に・心に「幸せいっぱい」と飛び込んできまし...
心に刻まれる試合模様
2013.9.7
結婚式には、3つの大切な「場」があります。1つはふたりを支えてくださっている多くの方々が集まってふたりを祝福するというもの、感謝の場。ふたりの生い立ちやなれ初めを紹介する、紹介の場。そしてこれからは夫婦として社会に出る決意を言葉にして感謝の想いを伝える、決意の場。この3場面です。ふたりには学生時代に情熱を注ぎ一生懸命に打ち込んできたスポーツがありました。新郎秀一さんは野球、新婦さおりさんはソフトボールです。「人の生き方は顔に出る」といいますが、「野球・ソフトボール」が好きとい...
男決意の鮪参枚おろし
2013.9.7
はじめてお会いした時から文人さんの目はどこか凛としていて信念のようなものが感じられました。自分の意思を持ち、何かを決意しているかのような物腰すら感じました。目に鋭いもの!そんなふうに表現したらよいのでしょうか。私も同じ男性だから感じ取れる部分があったのかわかりませんが、「男の決意」のようなものがあったのだと思います。東京で就職していたという新郎文人さん。鮮魚店を営む父の跡継ぎとして山形へ戻り、現在はお父様と一緒にご実家で鮮魚店をされていらっしゃいます。そして、出逢った新婦恵さ...
親孝行 幸せな姿をみせることができました
2013.8.31
結婚式を挙げることへの憧れ、夢、自分たちの結婚式はどんなふうになるだろう…。と誰しもが思う自分の結婚式。あるようでない形には残らないものですが、結婚式は挙げた人こそが感じることのできないと特別な気持ちや感謝の気持ち、いままで生きてきた自分の人生に携わってきた方からどれだけ助けられ支えられてきたかの大きさに気づくこができる、プランナーとしていつもそう感じます。だからこそその一日(結婚式)に込めるふたりの思い入れもとても大きいのだと。新郎和音さんと新婦智愛さんは共に...
新たな場所で踏み出す私たちの原動力
2013.8.31
「結婚式はどこで挙げよう…」おふたりは自分たちの意思だけで決めていいものか、お越しいただくゲストの皆さまのこと、開催する時期。ふたりの生活の中心は現在山形県の隣に位置する宮城県仙台市にありました。支店は違えどおふたりの職場は同じ仙台市内にある銀行。仙台で生活することは決まっていたおふたりでした。ゲストの皆さまはほぼ他県よりお越しいただくことは最初からわかりきっていることで決定した地元山形での結婚式。私は「ふたりにとってもゲストにとっても不便のかからない仙台市内で...
私たちの想いは届きましたか?
2013.8.31
「仲のいいご家族」ご結婚式に向けての打合せが始まり、私がプランナーとして感じた最初の印象でした。ご相談事があると真っ先にご自分のご両親へ相談。きっとなんでも親御様に話されるんだろうなぁ、まるで友達のように話をされる親子の会話が仲の良さをかもしだしていました。とある打合せの日。新郎豪(すぐる)さんがこんな話をしてくださいました。「俺、20歳になった時成人式の日に親父に言われたことがあるんです。男は結婚しないと立派な大人だって認めないぞ。」そのように話される表情には、結婚が決まっ...
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