2017.12.9
私事ですがウエディングプランナーとして10年。娘が生まれ子供の成長過程をそばで見守るようになり自身のライフステージにも変化があり、結婚式の中で私がウエディングプランナーとし大事にしている結婚式の骨子を担うもののひとつに親子の間で交わされる何気ない「会話」、時には言葉、口調、表情があります。10年時を経て私の感性にも少し変化を感じています。そんな中ウエディングプランナーと新郎新婦。その関係性の中においても「出逢うタイミング」に、軌跡のような「ご縁」に感謝を覚えることが多くあります。そんな中10年目の私とであった新郎新婦。新郎の遼さんと新婦の成美さんがいます。遼さんは現在社会人野球でご活躍中。幼い頃、実ははじめ、サッカーに興味があったそうですが、野球を始めたきっかけにはお父様の「野球をしてほしい」という言葉(願い)があったそうです。
子供に願いを託すことは、お父様自身も変えがたい期待と親心からの不安があったと思います。「お父さんの願いならしょうがない」と受け止めていた遼さん。そこには親子の信頼と尊敬の思いがあったのでしょう。それから十数年、遼さんは今も尚たくさんの仲間に囲まれ野球をされています。人生のきかっけにはお父様がいて、その想いは道しるべようにたくさんのご縁を導いてくださいました。おふたりをつないだ野球。披露宴の最後に遼さんのご両親からおふたりへ、メッセージが書き込まれた野球ボールを投げていただきました。子供の成長から、子供の幸せを願う、結婚式は親にとっても節目なのです。
そして遼さんと成美さん自身も、パパとママとして迎えた結婚式。大惺くんと一緒に結婚式を挙げられたことで、これからおふたりが大惺くんの人生を守っていく覚悟が強まったのではないでしょうか。10年後、大惺くんが10歳になるとき、皆さんに書いていただいたメッセージボールをぜひ見せてあげてください。お父さんとお母さんにはたくさんの仲間がいること、そして皆が大惺くんを見守ってくれていること。その年頃であればきっと何か感じてくれるはずです。その時は、どんな話をされたのか、ぜひ教えてください、そして改めてそのルーツを遼さんの親御様にも伝え感謝の気持ちを持ち続けてください。きっとその姿・言葉・口調・表情・温かさ・優しさは大惺くんに受け継がれていくものになりますね。
子育て奮闘中のウエディングプランナー上條 智広
結婚式の2日前。野球ボールにメッセージを書いていただけないかと遼さんのご両親に相談したところ、「隣町まで行ってボール買ってきたよ!」とお父様がおっしゃいました。ボール全面に書き込まれた言葉。「成美さんが嫁いだことを成美さんのご両親にも安心してほしい。その想いを形に残したい。」と遼さんのお母様からはそんな想いが込められていました。
大惺くんが生まれたことで、おふたり自身も親御様の言葉や行動を思い出す機会が増えたことと思います。確かな愛情が大惺くんの道標となり背中を押す勇気に変わります。そして皆が遼さんと成美さんを支えています。私も皆さんの幸せをいつまでも願っています。
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