2014.2.15
お隣の県ですが秋田と山形は距離にして200㎞。電車で乗り継いで4時間~5時間。ふたりの縁が「山形・弓道」で交わり、その後の人生を一緒に歩んでいくことになった奇跡「結婚」のお話。世界の人口は約71億人、そこからふたりが出会う確率は数学的にみてキセキです。ですが私は、それがふたりの奇跡ではなく「運命」だなぁと、いつもウエディングプランナーとして、一緒に結婚準備期間を過ごす中でそう思います。また、そんなふうに思う瞬間がとても好きです。おふたりは今まで、それぞれの人生のレールを歩んできましたが、奇跡的な「縁」が交差し、たぐりよせるように交わる瞬間があり、それがふたりの「運命」であり「結婚」なのだと思います。私のウエディングプランナーとしての人生のレールもふたりと並行して走り、少しだけですが重なった瞬間がおふたりとの出会いであり。私の運命もきっと、おふたりと出会うようにできていたのだと、とても嬉く思います。並走するそんな結婚準備という列車の窓から見た、新婦佑香さんは愛らしい笑顔で、ふんわりとした印象で季節に例えるならば「春」のような雰囲気を作り出してくださるそんな新婦さまでした。ふたり共通の学生時代に打ち込んだ「弓道」。そのせいもあってか、新郎雅哉さんは、どこか日本男児の一面もありました。(秋田美人ならぬ、秋田イケメンと言うのでしょうか)また結婚式当日が佑香さんのお誕生日であったため、ふたりにとって2月15日は絶対で特別であり、新郎さんはご自分で「ウエディングブック」を作成し、「こんなパーティーにしたい!」とにぎやかに打合せが進んでいきました。意外と雅哉さんの的確なリードで順調に打合せが進んでいったという新郎さんの頼もしさが印象的です。雅哉さんは秋田の出身で、就職先は秋田へ。山形出身の佑香さんは仙台へ就職。その後、遠距離恋愛に終止符が打たれることになる出来事が・・・。しかし、そのきっかけはあの東日本大震災。その運命のいたずらをふたりの愛で乗り越え、一緒に秋田で歩むことを決意したと伺いました。これまで支えてくれた多くの皆さんへの感謝はふたりの「出会いの地」である山形でということで結婚式はパレスグランデールでとなったそうです。そんな縁(ゆかり)の地として想いの伝わる結婚式にしようと私もふたりのウエディングプランナーとして、「同じ運命のレールに乗ろう!」と思いました。その一つで前菜には弓道に因んだ「弓矢と的」をイメージした料理を考え提供・・・などなど。私の考え方なのですが、ふたりがこうして、未来を歩んでいくことはもしかしたら「運命」で決まっていたのかもしれません。人生は選択の繰り返し、右を選ぶか、左を選ぶか・・・しかし、ふたりの出会う道は決まっていたのかもしれません。「結婚式」とはゴールではなくスタートですから、今後も選択する道がふたりの前に有っても、「大丈夫、一緒に行こう」と歩むことなんだと思います。そうしたおふたりの未来へ続く線路の先にはきっと明るく、新婦佑香さんのような暖かい「春」が待っているそう思います。列車が並走するからふたりの「今」が止まって見えたんですね。ふたりの笑顔が今も目に焼き付いています。ウエディングプランナー 山家浩美
神殿にて
挙式は神前式のスタイルで執り行われましたので、お迎えは和のスタイル、金屏風の前でご両家様が並び、白無垢姿の花嫁様により皆様をお迎えいたしました。オープニングセレモニーとして、鏡開き。そして、おふたりのご紹介を兼ねて、秋田県ご出身の新郎様に因んで登場したのは「きりたんぽ」。さらに山形県ご出身の新婦様に因んで登場したのは「玉こんにゃく」でした。ファーストバイトを兼ねてそれぞれの生まれた土地の食べ物で、雅哉さんから佑香さんへきりたんぽを、佑香さんから雅哉さんへ玉こんにゃくをお互い食べさせ合いました。「今後ともよろしくお願いします」がそれぞれの地元の味に込められています。ゲストの皆様へ一番最初に振る舞われたのは、おふたりが学生時代に励んだ「弓道」をモチーフにした前菜。お皿の上には「弓矢と的」を表現した美しいお料理が運ばれました。
プロ野球チームの楽天が好きな雅哉さん。楽しいことがしたい!とおもてなしを兼ねて行ったのは自ら「ビアマン」になり、ゲストへブールサーブをすることでした。登場した瞬間一気に会場中が笑い顔になりました。佑香さんも一緒に皆さんのテーブルをプレゼントを配りながら、ご挨拶に伺っていきます。秋田に嫁がれる佑香さんですが、山形との絆も友人との絆も家族との絆も今までも、そしてこれからもずっと続いていくものです。結婚式はその絆を再確認できる場所であるのかもしれません。新郎挨拶では「一緒にこれから歩んでいきます」の力強い挨拶がふたりの進むべき未来を明るく照らしているようでした。
テーマ「Yamagatalympic2020」
2020.2.1
おふたりの式に参列してくださるゲストの多くはスポーツ経験者であり、座って見ている堅苦しいものよりもみんなで楽しめる進行、演出にしたいという想いと、自分たちを育ててくれた地元山形をオリンピックイヤーの2020に絡めたいというところからこのテーマに決まりました。参列してくださったゲストにはおふたりのご友人のような年齢層の方だけでなく、幅広い層の方がご来館くださいます。テーマは「Yamagatalympic」。暇そうにしている人なんていない、全員が主役のパーティーに。そしてドレスを...
たくさんの「思い描いていたもの」を詰め込んだ結婚式
2020.1.25
「結婚式はもっと自由でいいんだ」と、私の考えを解きほぐしてくれるやりたいこと盛りだくさんで陽気な和樹さん、優花さん。 パティシエをなさっているご友人に作っていただいたウエディングケーキや、学生時代に調理を学ばれていた和樹さんからお母様へお料理で感謝を伝えたシェフズキッチンの演出。ご友人からの祝福を形にしたシーンや支えてくれたご家族への感謝を伝えるシーンの数々は、ゲストとの絆の紐をより固く結び直してくれたはずです。 結婚式準備 そんなおふたりの「らしさ」「憧れ」「こだわり...
おふたり、ゲスト、スタッフ全員が元気をチャージした結婚式
2019.11.4
車のセールスマンとしてお客様との信頼関係を大切にされている新郎郁也さん、助産師として命の誕生に携わり、妊婦さんの心に寄り添いながら働かれている新婦裕子さん。 常に前向きでエネルギッシュ。性格は違えど周りにいる人をとても大切にしているという想いはすぐにおふたり共通の気持ちであると感じ取れました。 結婚式は「とにかく楽しかった!」と言ってもらえるものにしたい。そしてオリジナリティのある結婚式にするため、ケーキ入刀や感謝の手紙を読むといったよくあるシーンは避けたい。色々な想いを...
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