まだ記憶に新しい、イギリス王室でのロイヤルウェディング。
日本式のいわゆる「集合写真」のイメージを覆す、その穏やかで
自然な表情、シチュエーションに、たくさんの幸せを感じることが
できました。
王妃の5メートルものベール、独創的なウェディングケーキ、
豪華なゲスト等などの多くの注目の中で、いまさらと言えば
今さらなのですが、「ブーケ」にまつわる素敵なお話が載って
おりましたので、触れたいと思います。
このたび準備されたメーガン妃のブーケには、
ヘンリー王子が摘んだお花が使われているそうです。
王室の発表によると、ヘンリー王子が結婚式の前日に、
ケンジントン宮殿の庭園で自ら摘んだそうで、その中には
故ダイアナ元妃の大好きだったワスレナグサも。
ヘンリー王子とメーガン妃が、故ダイアナ元妃を偲びたいと思って
選んだといい、ダイアナ元妃を感じさせる式にしたいという、2人の
優しい気持ちを表すブーケとなりました。
花言葉は「私を忘れないで」、「真実の友情」。
披露宴演出の中でも人気の「ダズンローズ」。
その昔ヨーロッパの男性は、プロポーズをする際、
彼女の家までの道中、野に咲く花(バラ)を12本摘み、
一本一本に誓いを込め、愛のメッセージとともに
女性に手渡しするのが習わしだったそうです。
この風習が『ダズンローズ』のセレモニーの由来と
なっており、プロポーズを受けた女性は、その返事に
12本のバラの中から好きな1本を抜き取り、
男性の胸元に挿す、というのは、
「ブートニア」の由来です。
ブーケではないのですが、
担当させていただいている方の会場装花には、
「カスミソウ」を入れていただきました。
故郷が産地で、故郷を想いながら
遠き山形へ嫁ぐ花嫁様へのメッセージ。
「清い心」「感謝」そして「幸福」。
素敵な結婚式になりますように。
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笑って、泣いて、手をつなごう
山形の結婚式は パレスグランデール
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