日本と12時間もの時差があるリオデジャネイロでは、
毎日各種目において国の威信をかけた戦いが行なわれ、
寝不足の日々を送りながらも、胸熱くする真剣勝負には、
心打たれます。
様々な記事を読んでいる中で、体操男子個人総合で連覇を
果たした内村航平選手に、海外メディアから意地悪な質問が
あったことは、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
「あなたは審判に好かれているのではないですか?」
この質問に内村選手は冷静淡々と対応する中で、「無駄な質問だ!」と
怒りを露わにしたのは、銀メダルのベルニャエフ(ウクライナ)
選手です。「航平さんは、そのキャリアの中でいつも高い得点を
取っている。審判も個人のフィーリングはあるだろうが、スコアに
対してはフェアで神聖なものだ!」
「航平さんを一生懸命追っているが簡単じゃない。この伝説の人間と
一緒に競い合えていることが嬉しい。世界で1番クールな人間だ。」
追随したのは銅メダルのウィットロック(英国)選手。
「彼はみんなのお手本です。最後の鉄棒は言葉がない、クレイジーと
しか言えない!」(当の内村選手は、鉄棒の最中「ギックリ腰」を発症
した中で、完璧な着地をして見せましたね!)
このように、日本人で、国や言語を超えて尊敬される選手は、すぐに
思い浮かびませんし、当人の意に介することなく、同じ競技のライバルが
反論する姿勢に、私は少なからず夫婦関係を思わずにはいられません。
私が思うに、夫婦とは、
夫婦になる以前から、お互いが向き合い、弱みは個性と受入れ、補完します。
夫婦となってからは、互いをおとしめる、蔑むことは、自身が決めた相手の
立場、さらには自身をも下げることになりますから、絶対にしません。
2選手にとっては、内村選手が最愛の人であったのかも知れませんね。
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笑って、泣いて、手をつなごう
山形の結婚式は パレスグランデール
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