あっという間に1年が過ぎようとしています。
クリスマスを前に、身近なところにも、
街中にも、多くの「灯(あかり)」を見ることが
できます。
キャンドルの灯、LEDの灯それぞれが、
私たちの生活において大きく役立っている
ことは言うまでもありませんが、
前者には、後者に無い役目、意味があることを、
昨年担当した結婚式を機に、知ることができました。
結婚式では、「キャンドルサービス」を行なうカップルが多勢
いらっしゃいます。思えば私たち人間は、喜びや悼みに際し
必ずキャンドルを灯しています。
世界中の殆んどの宗教は、キャンドルの灯のもとで、
心からの祈りを捧げていることが分かります。
例えば、仏教上ロウソクを供える(灯す)ことは、
その炎で周囲の汚れを清め、魔を除き、
煩悩から抜け出すために光を当てる意味がある、
のだそうです。
なるほど、
電気のON、OFFで点灯されるLEDの灯には、
ロウソクの灯のような意味を見出すことは、
ちょっと難しく思います。
最近のフランスで起きたテロにおいても、
世界中の人が無数のロウソクを捧げて
祈る光景がありました。
世界中の人々の心の中には、
場所は違えども同じ感情、考えが宿っているからだと
思いますし、それは、宗教の枠を遥かに超えて、
人として自然な心、行為なのだと思います。
慶事、仏事に関わらず、「祈り」「願い」のもとで、
ロウソクに火を灯すことは、とても荘厳で、炎のゆらぎや
温もりのなかで、人と人との巡り会いの不思議さをも
感じることができる、素敵な時間です。
ぜひ、それぞれの想いで、
火を灯してみませんか?
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笑って、泣いて、手をつなごう
山形の結婚式は パレスグランデール
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