ここ山形は、一年を通じて「秋」に結婚式を挙げる
方が多い地域です。週によっては2,000人もの方々が訪れ、
お二人の門出を祝福なさいます。
やはり、食材の豊富な土地ですから、秋の味覚をふんだんに
盛り込んだお料理は、大変ご好評をいただいております。
また、果樹農家を営んでいらっしゃる方などは、自家製の
ジュースを使ったおもてなし、アレンジ料理でのおもてなしで、
ゲストへの想いを伝えて行きます。
さて、昨年も同じ時期に触れたお話です。
人それぞれに、おもてなしの心や品物が手渡され、
その代表格が『引出物』ですが、
『プチギフト』について、改めてお伝えしようと思います。
言葉の通り、『小さな贈り物』を意味し、毎週毎週、
色んなアイテムが登場します。ご存知の通り、幸せのお裾分けと
いう意味が込められる共に、お越し頂いたことへの感謝や、これからも
よろしく、という意味も込められています。
「ドラジェ」・・・子孫繁栄、幸福など
「スプーン」・・・幸せをすくい取る
「箸」・・・幸せの架け橋、橋渡し
等など、個々に意味を持つものもあれば、
これからの時期、『ハロウィン』に因んで、
お菓子のつかみ取りをして、たくさん持って帰っていただこう!
というアイデアもチラホラ。
昨年10月にご結婚された高円宮家典子さまと出雲大社の権宮司千家国麿さん
ご結婚の引出物は『ボンボニエール』。
調べてみると、ボンボニエールは陶器でできており、
千家家の門と典子さまのお印である蘭が描かれているのだそうです。
そもそもボンボニエールとは、皇室では結婚式などの祝宴の記念品として
贈る慣習があるそうですが、フランス語で砂糖菓子を入れる器のことで、
手のひらに乗るくらいの小さな箱に金平糖を入れるようです。
こんぺいとうは、ポルトガルからの伝来品と言われ、
当時は公家や高級武士しか口にすることが出来ない貴重な品、
製造法はいっさい秘密でした。
ブライダルにおける『こんぺいとう』も、プチギフトの
代表格です。
一人ひとりへの想いを考えると、
『小さな贈り物』一つひとつにも意味を持たせてあげたいですね。
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笑って、泣いて、手をつなごう
山形の結婚式は パレスグランデール
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