弥生3月、卒業式、謝恩会と、たくさんの方々が
当館にお越しになる季節です。同時に、春の結婚式
シーズンの始まりでもあります。
折に触れて、「引出物」についての話題をお届けして
おりますが、最近学んだことを早速お知らせしたいと
思います。
「引出物」のパンフレットを眺めていると、
和食器は5点セットが多い、洋食器は6点セットが多い、
という傾向が見えます。全部が全部あてはまることは無い
のですが、以前から不思議に思っていました。
日本は、欧米に比べて家族の人数も比較的少なくて、
家も狭く、来客もさほど多くない。なので、食器の数も
少なくていいと言われるのですが、実はそうでもないようです。
大きな理由は、
数についての文化の違いによるところが大きいのだそうです。
欧米でキリが良いとされるのは、半ダースの6、1ダースの
12で、一方、日本は、3、5、10のキリが良いとされます。
こういった数字感覚の違いから、和食器は5点セットが多いの
だそうです。例えば、お皿が5枚組になっていて、それを並べると
1つの絵になる、というような華やかな組皿もありますね。
また、
結婚式でご祝儀を包むとき(地域によって差はありますが)、
3万円、5万円が主流で、「縁が割れないように縁起を担いで」と
言われるのも、妙に納得する話でありました。
━━━━━━━━━━……‥‥・・・
笑って、泣いて、手をつなごう
山形の結婚式は パレスグランデール
・・・・・・‥‥……━━━━━━━━━