今は、かつてほど固定された進行ではなく、あくまでも、お二人や御両家様のご意見を
尊重させていただいた上で、自由な発想の中で、進行を組み立てます。
その進行の中で「新郎挨拶」は、欠かすことのできない挨拶ですが、
その想いや言葉は、当然ながら人によって様々です。
最近は、花嫁様が親に感謝を伝えるように、新郎様自身も、自分の親への
感謝の言葉を盛り込んでおられる方が多いような気がします。
その言葉を聞いて、親御様は感激したり頼もしく感じられたりしておりますが、
実は「親の友人」の方々も、ご自分のお子様に重ね合わせているのか、
大泣きするお姿を拝見します。
「親の友人」とは、どんな方々でしょう?
常日頃、お仕事上でお世話になっている方の中には、同世代のお子様が
いらっしゃるのかも知れませんね。そして、小さい頃から活動されてきた
スポ少、部活動で一緒だった親御様方も同様。
とりわけ後者は、我が子のように結婚を喜び、祝福し、支えてくれる、
今も昔も子供たちの応援団に違いありません。
「あいつの親に、いっつも飯ご馳走になってたなあ」
「あのとき、本気で怒られたっけなあ」
「いっぱい助けてもらったっけ」
小さい頃からの自分の友人は、割と親同士も友人であることが多いの
ではないでしょうか。
親への感謝の言葉は、血縁を超えて、同世代の子を持つ親へと伝わって行きます。
ぜひ、「親の友人」方々もお招きして、皆さんの成長をお見せし、
固い決意を伝えてみてはいかがでしょうか。